「薬屋のひとりごと」アニメ”猫猫”とは何者?羅漢と羅門〈生みの親より育ての親、悲しき宿命〉

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薬屋のひとりごと

薬師「猫猫」が後宮で巻き起こる難題を痛快に解決していくミステリー作品

アニメ化でより多くの方が視聴していく中、ある事が気になります‥

「猫猫」とは一体何者?

特集リスト
  • 猫猫とは?
  • 美しい容姿と洞察力の理由
  • 羅漢と羅門との関係性
バビーザ
バビーザ

今回は「猫猫」について特集!

はじめに

この記事は「薬屋のひとりごと」に登場する「猫猫」について簡単に深堀しています。
読んでも作品を楽しんで頂ける様に出来るだけバレを最小限にまとめていますが、アニメ、小説をこれから楽しもうとする方で少しのネタバレも知りたくないという方はご注意ください。

「薬屋のひとりごと」アニメ”猫猫”とは何者?

「猫猫」の基本情報がコチラ

猫猫とは?
名前:猫猫(マオマオ)
年齢:17才
身長:153㎝
性格:好奇心旺盛・現実主義
職業:薬師→後宮女官
好き:酒・薬・毒・研究
苦手:蕎麦
特徴:無駄に美しい容貌・粘着質な性格を相手にする際は悪寒を感じる

そばかす顔にジト目の薬師

冷静沈着で、男性を見る目は極めて醒めている様子‥

花街で育ったため、男女関係や色恋などに理想や幻想を抱くことはない

人の心理を見透かしたように客観的に物事を捉えて過ごしています。

なので美形の宦官「壬氏」のアピールも基本スルー!

ですが、

好きなことへの興味は尽きません‥

ひとり言を唱えているかと思えばそうではなく‥

いつも何かを考えており、こと毒薬に関しては興味深く研究熱心な一面を見せる。

そして驚異的な直感力

基本的に頭の回転が良く、あらゆる情報を組み合わせて「真実」に辿り着く‥

その様子は、直感から思考回路が勝手に廻り始めるかの如く加速度的に謎を解いていく「切れ者」

本来の容姿は壬氏でさえも一目を置く「美しさ」でありながら、

意図的にそばかすをメイクして醜女を演じている。

これだけであれば、何も怪しくない薬師ですが

作品を見ていくと気になる「伏線」が多く存在していきます・・

猫猫とは一体何者なのか?

「薬屋のひとりごと」アニメ”猫猫”とは?名門一族のお嬢様

猫猫は名門一族のお嬢様

作中序盤では猫猫の特徴や個性が描かれていますが、中盤からは猫猫の生い立ちなどに触れていく描写が増えていきます。

容姿も良く頭も切れる「猫猫」の正体が明かされていくキッカケはある人物が強く関わっていきます。

それは―

「羅門」と「羅漢」

バビーザ
バビーザ

2人の人物が登場することで物語が動きはじめます。

猫猫との関係性を簡単に解説します!

「薬屋のひとりごと」アニメ”猫猫”とは『羅門』との関係

花街の医者「羅門」

猫猫が「おやじどの」と呼ぶ「羅門」は、猫猫を育て薬や毒の博学を教え込んだ師匠―

猫猫の養父として登場する「羅門」ですが、その会話シーンは少ないにも関わらず違和感を感じるシーンが要所にあります。

何かを知っているけど伏せている様子

猫猫が慕う父親「羅門」には秘密があるという流れ、いわゆる「伏線」が存在します。

それは「本当に親子なのか」という点になります。

バビーザ
バビーザ

アニメを見ていると関係性に違和感を感じる部分です!

「薬屋のひとりごと」アニメ”猫猫”とは『羅漢』との関係

天才軍師「羅漢」

猫猫が「あのおっさん」と呼ぶ羅漢は後宮を管理する宦官「壬氏」と関わる会話シーンで登場―

狐目に片眼鏡の軍師(将軍)、意味深な仕草を見せる明らかに怪しい人物として登場します。

後宮内の黒幕と思わせる存在―

羅漢は、天才軍師として知られ碁や将棋を嗜み直観力の高い洞察力は国内随一といわれるが、人の顔が識別できない「相貌失認」を伴っている。

猫猫は何かを知っているけど話さないという流れで物語は進んでいきます。

バビーザ
バビーザ

怪しい狐目の軍師‥

ここから少しネタバレを含みます!

「薬屋のひとりごと」アニメ”猫猫”とは?『羅門』悲しき宿命〈天才軍師と人気妓女〉

人気妓女「鳳仙」との出会い―
羅漢は妓楼にて、ある人気妓女と出会い初めて人の顔を認識することになります。
その妓女の名は「鳳仙」
美しい顔立ちに天才軍師である羅漢を「碁」で圧倒する実力の持ち主、初めて負かされた羅漢は鳳仙と何年も碁と将棋を打ち合う関係となり、2人は次第に愛し合っていきます。
そんな矢先、人気妓女である鳳仙に身請けの話しが舞い込みます。
しかし羅漢では到底太刀打ちできない金額に、鳳仙は羅漢との子を宿すことで自身の価値を暴落させることで身請けを破断させました‥
ようやく2人は結ばれると思いきや、ある事件をキッカケに羅漢は西都へ赴任を言い渡され数年間戻る事はできませんでした‥

鳳仙が身籠ることで、身請けを破断したあとの妓楼「緑青館」は経営の危機に‥

必至に取り返そうと鳳仙は多くの客を相手取り、妓女の務めを負わされていった結果―

梅毒を罹患

美しい鳳仙の顔は見る影もなく、妓女として従事することは出来なくなっていきました‥

梅毒による衰弱‥

死を待つ状況なのは否めない・・

バビーザ
バビーザ

羅漢が居ない間に壮絶な時間を過ごす事になった鳳仙‥

戻れない羅漢‥悲しい宿命を背負っています。

この身籠った子が猫猫です。

羅漢は実父、鳳仙が実母という関係の基、猫猫は羅門に育てられることになるのです。

結果的に羅門は猫猫と離れ、鳳仙は出産後に梅毒を罹患、そして後宮を追われた羅門が甥の子供を育てていたという流れになります。

驚異的な直感力と洞察力、美しい容姿はこの2人から授かった才能なのです◎

以上を踏まえたうえでOPアニメを見ると繋がりがわかりますので是非ご覧ください♪

「薬屋のひとりごと」アニメ”猫猫”とは?『羅門と羅漢』

「羅」は名門一族

「羅漢」も「羅門」も国内では有力な名門一族となります。

作中で判明していくことですが、「羅漢」は羅門の甥という関係性―

「おやじどの」こと「羅門」は猫猫からすると大叔父にあたる存在となります。

鳳仙の身請けが叶わず、羅漢は西へ赴任させられ実母である鳳仙の梅毒罹患‥

残された猫猫を育てた羅門の思い‥

ようやく戻ってきた羅漢‥

本当は心から鳳仙を守りたかった―

再び出会うこととなった宿命に本当の親として猫猫にさせた思いに対するなんとも言えない思いが込み上げるのではないでしょうか‥

バビーザ
バビーザ

羅門という男の悲しい宿命です。

そんな羅漢を猫猫は良く思っていません‥

「薬屋のひとりごと」アニメ”猫猫”とは?生みの親より育ての親〈考察〉

―事実として―

猫猫は「羅漢の存在」に気付いたとしても、育ての親である「羅門」を親として慕っています。

ただ単純に羅漢を苦手なタイプとして分類しています。

なぜ「羅漢」を苦手とするのか―

花街で育ち、男女の裏を知っている猫猫だからこそ自身の出生について思うこともあり、男という存在に対してどこか軽蔑している様にも感じ取れます。

自身の母親「鳳仙」の惨状を招いた一因である「羅漢」をどこか憎むような態度となってしまうのは、両親からの愛情を受けていなかったということもあるのではないかと考察します。

バビーザ
バビーザ

訳アリな家族構成なのです。

猫猫には幸せを感じて欲しい

「薬屋のひとりごと」アニメ”猫猫”とは何者?〈羅漢と羅門〉まとめ

薬屋のひとりごと

【まとめ】
・猫猫は名門一族の姫
・実父は天才軍師「羅漢」
・実母は人気妓女「鳳仙」
・育ての親は大叔父「羅門」

アニメでは第18話あたりから、この部分についてゆっくり判明していく流れになります‥

序盤から張り巡らされた点がひとつの線となっていく物語の構成は圧巻です!

アニメ第1期も絶好調、2期に期待が掛かります◎

ここからの猫猫の活躍をお楽しみください♪

バビーザ
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薬屋のひとりごと特集記事もご覧ください

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